2013年7月20日土曜日

アメリカのクレジットカード、1年間かけて取得

アメリカ国内の銀行が発行したクレジットカードを手に入れた。
これでロサンゼルスでの留学生活が、より快適になりそうだ。
アメリカ国内では、ガソリンスタンドのセルフ給油機などで、日本のクレジットカードが使えないケースがあるからだ。

しかし、日本人がアメリカに渡って銀行口座を開設しても、すぐにクレジットカードは手に入らない。
アメリカ国内の会社が発行したクレジットカードの適切な利用実績がないと、ちゃんと返済できる人だと信用してもらえず、カード作成申請を受理してもらえない。
日本国内の銀行などが発行したクレジットカードの利用実績は、アメリカでクレジットカードを申請する際には役に立たない。

昨年、渡米直後に銀行口座を開設した時、銀行員さんがセキュアード・クレジットカード(secured credit card)という練習用クレジットカードについて教えてくれた。

これは、あらかじめセキュアード・クレジットカード用の口座に、一定の金額をデポジットとして預けたうえで、そのデポジット額を上限にクレジット機能が使えるカードだ。
デポジットが300ドルなら、利用額が300ドルを上回らない程度にカードを使い、請求書が送られて来たら、小切手などで支払う。
もしも、カード利用者が返済できない場合は、デポジットから返済されるため、銀行はリスクを背負わなくてもいいという仕組みだ。
それを1年近く繰り返すと、この人はちゃんとクレジットカードが使える人ですね、と認識されて、デポジットが返金される。その後、正規のクレジットカードを申請できるようになるわけだ。

というわけで、このセキュアード・クレジットカードを作って、最近まで使い続けてきた。デポジット300ドルが返金されたので、そろそろと思い、銀行でクレジットカードを申請すると、問題なく受理してくれた。
セキュアード・クレジットカードは年会費39ドルがかかるため、キャンセル。今後は年会費無料の正規のクレジットカードだけを利用する予定だ。

海外で暮らすと、日本で当たり前だったことが、当たり前でないこともある。
クレジットカードもそういったものの一つだったけど、1年間かけて手に入れるとなんとなく達成感があった。

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