この夏学期は指導教官のティーチングアシスタント(TA)として日米両国における外国人やマイノリティに対する偏った認識がどのように生じてきたのか学ぶ学部生向け授業のお手伝いをする。その一環で今日から二週間ほどアメリカ人学部生11人を連れて日本を旅行している。
ロサンゼルスから東京へ。空の長旅で疲れが隠せない様子だった学生たちも、成田エクスプレスの車窓から見える水田や高層ビルといった日本の景色に早速興奮していた。そのまま夕食に何かおいしいものが食べたいという彼らの要望に応えて、ホテル近くの回転寿司店に連れて行った。
ネットでたまたま見つけた全皿150円の店。客がどんどん入っては出ていく。ばらばらに別れて座った学生たちは、粉末緑茶を見て「わさび?」と聞いたり、熱湯の出る蛇口の写真を撮ったりして楽しんでいた。忙しいのに店主が優しく案内してくれたのがよかった。
これから計16日間、日本各地を巡り、日本の移民やマイノリティ、アニメ文化など、それぞれの研究テーマで発表やレポート提出を行う。
ほぼ全員が日本に来るのは初めて。TAとしては日本のことを教える側の立場だけど、日本育ちの僕がふだん感じないようなことを彼らが感じて逆にいろいろ教えてほしい。
彼らの活動は大学のブログで随時紹介される予定だ。
・学生ブログはこちら。
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